なんだかんだヒマなので週1ぐらいになりそう…?
今回たまたま早かっただけかも。

※私の個人的な見解です。公式性はありません。

APがウルザのガラクタ見たカードがどれであるかをNAPは知ることができますか(参照すべきルールも含めて教えていただければ幸いです)


どちらの手札を見るにしろ、ウルザのガラクタを起動したプレイヤーが無作為にカードを選ぶ際に、両プレイヤーが明確に無作為であると合意していない方法で選ぶことはできないでしょう。(そうしないと無作為ではありません。作為的です。)
まあ自分の手札を見ることに意味はないので、対戦相手の手札を見ます。そうすると、対戦相手が手札を差し出して、例えばダイスを振って選ぶとすれば、その割り当てを明確にしなければ無作為ではありませんよね。
そうして知った割り当てとダイスの結果から、どのカードが「物理的に」選ばれたか知ることはできます。
さらに、そのカードをじーっと見て戻すまで物理的にピックアップしてるわけですから、そりゃ分かるでしょうと。
で、戻すときに手札を切り直すとか書いてないので、対戦相手は何のカードを見られたか分かるでしょうね。
ルールではフォローされていないでしょう。物理的なアクションから知ることができる、という話です。
ただ論理的には、無作為に選んでから見て戻す、という一連のアクションの中で、そのカードを知るタイミングはないでしょうね。物理的なアクションが伴うので、判別できるよ、ということだと思います。
紙でプレーするなら、見たカードは分かるものとしてなんら問題ないかと。


擬態の原形質はどの領域でのカードの性質を参照していますか
(墓地での性質か、追放領域での性質か)


追放領域にあるカードの能力は607.2の一覧にある能力のみが参照できます。
擬態の原形質の能力は一覧に挙げられてないので、墓地での能力を見ます。

未来予知をコントロールしているAPが諜報3を行いトップから島山島’でした。
このとき諜報で並べ替えた結果が
・島山島’
・島島’山
・島’山島
であることはそれぞれNAPから区別できますか
(公開が終了されるタイミングと同一領域内でのオブジェクトの移動についての質問です)

以下のルールを見てください。
401.2. それぞれのライブラリーは、一つの、裏向きの束でなければならない。プレイヤーはライブラリーのカードを覗いたり、その順序を変化させてはならない。
401.4. 何らかの効果が同時に複数枚のカードを同じライブラリーの特定の場所に置く場合、それらのカードのオーナーがその置く順序を決めることができる。そのライブラリーのオーナーは、どのような順番でライブラリーに置いたのかを公開しない。
701.15a カードを公開するとは、そのカードをしばらくの間すべてのプレイヤーに見せるということである。効果によってカードが公開される場合、その効果のそのカードに関係する部分がすべて終わるまで公開され続ける。(後略)
701.15b カードを公開することは、そのカードの存在する領域を変更しない。
701.15c プレイヤーのライブラリーにあるカードが切り直されるなどして順番が変わった場合、順番が変わった部分にあった公開されたカードの公開は終わり、新しいオブジェクトになる。
701.15d プレイヤーに、1枚または複数のカードを見るように指示する効果が存在する。カードを見ることは、そのカードがその特定のプレイヤーにだけ見せられることを除いて、カードを公開することに関するルールに従う。


結論を先に言うと、「論理的には上2つはそれぞれ区別不可、上2つと下1つは区別可。物理的には上2つも区別可」です。
何故かと言うと、まず未来予知のもとで諜報3を行うときの挙動を考えましょう。
未来予知のもとで諜報3を行う際、ライブラリーの一番上のカードはどこにあるでしょうか。
そうですね、手にとって見ている3枚のうちにあります。
701.15a-d、そして401.2から考えると、未来予知はライブラリーの一番上のカードが変わるまで追跡し続けるので、諜報で戻す前、つまり見ている間はライブラリーの一番上のカードを公開し続けます。公開しながら見て、戻す順番を考えるわけです。ルール上は。
そして「望む順番でライブラリーの一番上に戻す」ので、401.4によりその順番を公開せず戻します。
しかーし、701.15cにあるように、ライブラリーの順番を入れ替えれば、ライブラリーの一番上が変わるので、一瞬非公開になり、未来予知で公開するべきカードが新しくなります。逆に読むと、順番が入れ替わっていなければ、非公開にならないのです。
つまり、戻す順番は非公開ですが、順番を入れ替えていない限り、ライブラリーの一番上を公開しながら戻すのです。変ですねえ。
つまるところ、並べかえたなら、トップを裏返すので、「並べかえたことは」わかる。並べかえてないなら、トップがそのままなので、並べかえていないことがわかる。ということです。
ここまでは論理的な話です。物理的には、手の動きを注意して見ていれば、下の2枚が入れ替わったかどうか区別することは出来るかもしれません。

Andで結ばれた一文のイベントが同時であるなら、そのand前後の行動の順序は
・完全に同時に処理される
・文章の前後と同じ順で処理される
・文章の前後の順を無視して好きな順で処理できる
・文章の書き方による
のどれに当てはまると考えていますか
(諜報と運命のきずなの話です)


私は、完全に同時と考えています。そもそも、「イベントが同時であるなら」とおっしゃっているなら、それは同時に起こらなければいけません。別々に行われるなら、それは別々のイベントでしょう。
しかし、諜報ときずなの話は、あれは処理が前後しているわけではなく、単に「切り直す」と「特定のカードを置く」の両方を満たす行動がそれしかないから(そしてカードがそれを指示しているから)、そうするというだけの話だと思います。
まあ、JNR裁定なので、私が茶々入れることではありませんが…

※11/13追記:この話はジャッジコミュニティで議論中です。一旦棚上げとしてください。


といったところで。不明点あればコメント・追加の質問をお願いします。

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