コーナーケース箱 その4
2018年11月21日 ルール考察今回は1問だけ。
※個人的な見解です。公式性はありません。
できないでしょう。
ルールを並べてみましたが、つまるところのロジックはこうです。
・《待ち受ける禿鷹》を捨てることは特別な処理である
・その特別な処理を行うことを許可しているのは「~を捨ててもよい」という常在型能力である
・常在型能力は継続的効果を発生する
・継続的効果も効果である
・常在型能力が発生させた継続的効果が《待ち受ける禿鷹》についての特別な処理を許可している
・しかし、特別な処理を行う許可を与える効果であって、特別な処理自体を効果によって行うわけではない
・効果によってカードが捨てられているわけではないため、《レンの書庫》は置換できない
ということです。
同様の例は《ドライアドの東屋》+《無限反射》(《モックス・ダイヤモンド》にエンチャント)などにみられます。《東屋》を出す方法如何で、土地を捨てるのが効果かそうでないかが変わります。
以上、いかがでしたでしょうか。
不明点は追加の質問やコメントでお願いします。
※個人的な見解です。公式性はありません。
待ち受ける禿鷹の能力をレンの書庫で置換できますか
できないでしょう。
115.2e 「あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも、あなたは《待ち受ける禿鷹》を捨ててもよい」という能力を持つカード(《待ち受ける禿鷹》)が存在する。そうすることは特別な処理である。プレイヤーが優先権を持っているときならいつでもこの処理を行なうことができる。
609.1. 「効果/effect」とは、呪文や能力の結果としてゲーム内で起こる出来事のことである。呪文や起動型能力、誘発型能力は、解決されると、1つまたは複数の単発的効果または継続的効果を発生させる。常在型能力は、1つまたは複数の継続的効果を発生させる。文章そのものは効果ではない。
604.1. 常在型能力は、起動したり誘発したりするのではなく、常に何かをし続ける。通常の文で書かれており、単にそのままである。
611.1. 継続的効果は一定のあるいは不定の期間、オブジェクトの特性を変更したり、オブジェクトのコントローラーを変更したり、プレイヤーやゲームのルールに影響を及ぼしたりする。継続的効果は、呪文や能力の解決、あるいはオブジェクトの常在型能力によって作られる。
ルールを並べてみましたが、つまるところのロジックはこうです。
・《待ち受ける禿鷹》を捨てることは特別な処理である
・その特別な処理を行うことを許可しているのは「~を捨ててもよい」という常在型能力である
・常在型能力は継続的効果を発生する
・継続的効果も効果である
・常在型能力が発生させた継続的効果が《待ち受ける禿鷹》についての特別な処理を許可している
・しかし、特別な処理を行う許可を与える効果であって、特別な処理自体を効果によって行うわけではない
・効果によってカードが捨てられているわけではないため、《レンの書庫》は置換できない
ということです。
同様の例は《ドライアドの東屋》+《無限反射》(《モックス・ダイヤモンド》にエンチャント)などにみられます。《東屋》を出す方法如何で、土地を捨てるのが効果かそうでないかが変わります。
以上、いかがでしたでしょうか。
不明点は追加の質問やコメントでお願いします。
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